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Virtual Insanity ~バーチャル・インサニティー~

生活、時事問題、趣味のことなど幅広く、日々思うことを綴っていきたいと思います。多分、中道左派です。

クローズアップ現代+ 「生きづらさを抱えているあなたに」 9月29日放送の感想

生活

津久井やまゆり園での痛ましい殺傷事件を受けての放送でした。

 

ゲストの池上彰さんが、外国でこのような事件が起きたら、

大統領が「あなた方は守られます」と声明を出すだろうと

おっしゃっていました。

 

私もまったく同じことを考えていました。

 

池上さんは、番組の最後に「均質は危険」とボードに書いて、

自説を述べられました。

均質な組織は危機に弱い、多様であることが望ましいということを

おっしゃいました。

私もそう思います。

同時に、この池上さんのメッセージは、安倍政権を暗に批判している

ようにも受け取りました。

 

安倍政権は、かなり経済成長を重視しています。

経済成長が「善」である社会では、「役に立たない人」は

非常に肩身のせまい思いをします。

「役に立つ人」が大きな顔をし、「役に立たない人」を排除したり、

矯正しようとします。

このような風潮が今の日本社会にはあると思います。

安倍政権が経済成長路線をとることは、まことに結構なのですが、

その陰で、「役に立たない人」や「役に立てない人」は、

傷つき、切り捨てられているのではないでしょうか。

「役に立たない人」「役に立てない人」の視点が、

今の政治には欠けていると思います。

 

この放送で、池上さんは「生きていること自体がすばらしい」ということを

おっしゃっていました。

まったく、その通りだと思います。

 

臆面もなく申し上げると、私は長年の池上ファンです。

彼の著作や、出演する番組には、「人間に対する温かいまなざし」が

あると日頃感じていました。

今回の番組では、池上さんの口から「生きていること自体がすばらしい」と

いう言葉を聞くことができ、本当に見てよかったと思いました。

 

人間、「生きていること自体がすばらしい」のです。

 

もう一人のゲストとして出演された、北海道浦河町にある

べてるの家」創設者、向谷地生良氏についても書きたいことが、

たくさんあるのですが、長くなりましたので、別の機会を設けたいと

存じます。

 

クローズアップ現代+ 「生きづらさを抱えているあなたに」

www.nhk.or.jp