萱野稔人のジャム・ザ・ワールド 12月22日放送の感想

萱野さんのキャラクターにしては、意外にもクリスマスのカップル論から幕を開けた今日の放送でした。

90年前後のバブルの頃のクリスマスと、今のクリスマスを比較して考えを述べておられましたが、何だかまとまりがつかないような話でした。ですが、いつも話をまとめてしまう名手・萱野さんの「まとめられなさ」を発見できて面白かったです。

 

カッティングエッジ

 

萱野さんのゲストに対する鋭い質問が光りました。テーマは「もんじゅ廃炉核燃料サイクルの継続」についてでした。

ゲストの方は、核燃料サイクル原発の使用済み核燃料から核燃料をつくることです)に反対の立場でした。その場合、使用済み核燃料をどこかに保管しないといけません。その際、「迷惑施設」となる使用済み核燃料貯蔵施設を、どのような手順を踏んで建設するのがよいかについて、萱野さんからの容赦ない質問が続きました。聞き応えがありました。

 

ブレイクスルー

 

インターネット上のダークウェブと呼ばれる仕組みについて論じられました。

ダークウェブとは、初耳でしたが、「1.閲覧者のIPアドレスを隠すことができる」「2.発信者のサーバの位置を隠すことができる」仕組みのようです。このダークウェブで、薬物、インターネットウイルスや、個人情報が売買されているとのことでした。怖ろしいですね。

話はダークウェブだけでなく、インターネット上のセキュリティーや国家間のサイバー戦についても広がりました。

ただ、ダークウェブという、萱野さんもあまり詳しくない、かつ、一般的な人からは隠された世界の現象であるせいか、ゲストの主観に基づいて話が進んでいく要素が強かったと感じました。カッティングエッジで見られたような、聞いていてハラハラするような質問があまり出ず、少々、もの足りなかったかもしれません。

ダークウェブという世界があるのだということの理解は深まったと思います。

 

 

萱野さんのジャム・ザ・ワールドの魅力は、ゲストをたじろがせる、理路整然とした容赦のない質問なのだなと再確認した放送でした。

今後もゲストに対する「取り調べ」に期待したいと思います。