散髪の時に滑稽なBGMがかかって笑いをこらえた話

床屋さんや、美容院で、どのように過ごされていますか?

昨年、私は、通っていた床屋を変えました。残念ながら、話があんまり上手でないからです。そこで、床屋と1,000円カットを交互に利用するようになりました。本当は、1,000円カットだけで済ませたいのですが、顔や首の産毛を剃ってもらえないので、床屋の利用を続けることにしました。

今回は、床屋さんの話があんまり上手でないからという理由で通うのをやめるのは、避けたいので、新しい2つの店では、無言で過ごすことにしています。

 

床屋は行き慣れていたのでスムーズに新しいところになじめたと思います。一方、1,000円カットは新しい体験だったので、まだまだなじんでいません。

 

さて、先日も髪が伸びてきたので、1,000円カットに行ってきました。チケットを券売機で買い、シートに座って、順番を待ちます。ほどなく、店員さんが、案内してくれます。この店では、効率が重視されているようで「店員とおしゃべりしない工夫」がされていると感じます。具体的には、ちょうど、自分の視線の先に、小さなモニターがあり、ニュースや天気予報を見ることができるようになっています。あと、そのお店の宣伝も流れます。散髪の時間は、それほど長くないので、モニターを見ていると、結構、楽しく過ごすことができます。

1,000円カットだけあって、薄利多売なのでしょう。店員さんは、マニュアル通りに、ほぼ必要最低限のことしか話しません。それでも礼儀正しさが十分に保たれているので、心地よく過ごすことができます。

そして、1,000円カット店の客の心得というものもあると思い始めています。それは「効率よく散髪してもらうこと」です。余計なおしゃべりはせず、じっと、神妙に散髪してもらい、なるべく早く、次の客に席を譲ることです。何となくそういう空気を感じます。そして、その空気を読んで、「効率よく散髪してもらうこと」を心掛けています。

 

ところが、先日、この心掛けに挑戦するような出来事が起きました。

その店では、流行しているJ-POPがBGMとしてかかります。

その日にかかったBGMがなかなか滑稽な曲だったのです。曲調、歌手の歌い方、時々聞き取れる歌詞、いずれも面白おかしいものでした。こちらは、「効率よく散髪してもらうこと」に全神経を集中しているのですが、その集中を妨げるような曲でした。おかしみがこみ上げてきます。店員さんは、散髪に集中しています。「ここで、笑っては、変な客だと思われてしまう…」。まあ、思われてもよいのですが、今後もこの店を利用したいので、そういう厄介事は避けたいと思いました。笑いをこらえました。曲は容赦なく続きます。

 

曲が終わりました。ほっとしました。

盛り上がっていた感情も徐々に落ち着きを取り戻します。

 

散髪も無事に終了し、満足して店を出ました。

でも、「笑いをこらえていたこと」は、ばれていたかもしれないなあと考えつつ、店を出ました。

 

お店のBGMを選ぶのは、簡単なようで、思わぬ落とし穴があるものだと感じました。

 

ちなみに、散髪の時にかかった滑稽な曲は、「水曜日のカンパネラ」というアーティストの『一休さん』という曲でした。