記憶から消えゆくあなた

最近、あなたは姿を現さない。

 

甲子園では熱闘が繰り広げられている。

 

蝉が鳴く。

 

夏真っ盛りだ。

 

あなたは、どうしているのだろう。

 

この季節は苦手かい?

 

家でくたばってて、動けない?

 

それとも、人と会うことに疲れてしまったのだろうか。

 

ぼくは、老け込むには早いけど、昔のようには若くない。

 

だから、あなたの笑顔も声も、何だかぼんやりとしか、思い出すことができない。

 

それが、よいことなのか、そうではないのか。わからない。

 

あなたの顔を、見ることも、あなたの声を、聞くことも、もう、ないのかな。

 

いずれにせよ、どこかで、あなたに元気でいてほしい。

 

今、疲れていて、のびてしまっているのなら、早く涼しくなるように、

そして、あなたが元気を取り戻すように、ここで祈ろう。

 

ああ、暑いお盆の季節が、今年も始まる。